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Cricutでペーパーフラワーを作る方法|画用紙をカットして立体的な花に

Cricutでペーパーフラワーを作るなら、今回いちばん見栄えがしたのは、渦巻き状にカットした画用紙をくるくる巻いて作る立体タイプでした。

完成した花は、中心から外側へ花びらが何層にも重なり、1枚の画用紙から作ったとは思えないくらい立体的です。

ただし、実際に作ってみると「巻くだけだから簡単」とは言い切れませんでした。

Cricut公式の3D Flower資料ではBeginner向けとして紹介されていますが、巻く強さで花の開き方や完成サイズが変わるため、きれいな形に整えるところは少しコツがいります。

この記事では、Cricut Explore 5で画用紙をカットし、渦巻き状のパーツを巻いて立体的なペーパーフラワーに仕上げる流れを紹介します。最後に、もっと簡単に作れる「重ねるタイプ」の花も比較します。

この記事でわかること

・Cricutで立体的なペーパーフラワーを作る基本の流れ
・画用紙を渦巻き状にカットして外側から巻く方法
・花びらにカーブをつける理由
・巻き具合で花の大きさ・開き方が変わるポイント
・実際に作って難しかったところ
・巻かずに重ねて作る花との違い

今回作るのは、画用紙を巻いて作る立体ペーパーフラワー

実際に作った黄色のペーパーフラワー。中心から外側へ花びらが何層にも重なる、巻くタイプです。

実際に作った黄色のペーパーフラワー。
中心から外側へ花びらが何層にも重なる、巻くタイプです。

形はバラのように見えますが、1枚ずつ花びらを貼るのではなく、花びらが連続した渦巻き状のパーツを1本にカットし、外側の端から巻いていく作り方です。

この形は、細かなカーブが何周も続くためCricutのカットを活かしやすいデザインです。カット後は巻き方の強弱や花びらのカーブで花の表情を変えられます。


きつく巻けば小さく締まった花に、少し緩めれば大きく開いた花になりますが、初心者でも作りやすいように底の大きさに合わせて作るとテンプレートの想定通りの大きさに仕上げられます。

Cricutでペーパーフラワーを作るのに必要なもの

・Cricut Explore 5
・プレミアムファインポイントカッティングツール (標準ブレード)
・ライトグリップマット(青色マット)
・画用紙またはカードストック
・スクレーパー、または花びらにカーブをつけられるヘラやクレジットカード
・ピンセット(あれば)
・接着剤
・花のカットデータ

chicchi

今回は無料の花のカットデータを使っています。
また、接着剤は速乾性のあるグルーガンを使いました。
画用紙は自宅にあった100均で買ったもので作っています。

画用紙の素材設定は、紙に合わせて選びます。

「画用紙なら必ずこの設定」と固定せず、Design Spaceで手元の紙に近い設定を選び、本番前に小さくテストカットしておくと安心です。

Explore 5で紙を切るときに必要な道具の名前を確認したい場合は、Cricut Explore 5を買ったら必要なものの記事も参考にしてください。

参考Cricut Explore 5を買ったら必要なもの|付属品と買い足す道具・材料を初心者向けに解説

Cricut Explore 5を買ったものの、「マットやブレードも買い足した方がいい?」「シールを作るには何が必要?」と迷っていませんか。 私も最初は、専用ツールをまとめて揃えなければ使えないのだと ...

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Cricutで立体ペーパーフラワーを作る手順

この手順は公式のマニュアルを参考に作成しています。

STEP1|Design Spaceで花のデザインを用意する

今回は無料素材でつくります。(「画像」→検索「花」でフィルターをかけます)

Design Spaceで渦巻き状の3D Flowerデザインを使用します。

chicchi

色が赤くインパクトがありますね。
切る画用紙の色で仕上がるので色を変更する必要はありません。

サイズを変えたい場合はデザインを編集して幅を調整します。


なお、自分で用意したSVGや画像を使う場合はDesign Spaceへアップロードしてカット用データとして配置しましょう。

画像の読み込み方は、Cricut Design Spaceに画像をアップロードする方法で詳しくまとめています。

参考Cricut Design Spaceに画像をアップロードする方法|PNG・JPGの読み込みからカットまで

Cricut(クリカット)の利用時に自分のイラストや写真を使いたいときは、画像をDesign Spaceへアップロードします。 ただ、初めてだと「PNGとJPGはどちらがいい?」「シングルレイヤーと平 ...

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STEP2|画用紙をマットへ貼る

画像でカッティングマットの有効範囲を確認できます。

画用紙をカッティングマットの有効範囲内へ置き、浮きがないように軽く押さえます。紙が浮いたままだと、刃が用紙に引っかかりボロボロになる原因になるため、端までちゃんと密着させましょう。

STEP3|素材に合う設定でカットする

素材は「工作用紙」を選びました。
圧力は「少ない」へ変更しています。

巻くタイプは、1枚の紙から渦巻き状の長いパーツを切り出します。Design Spaceで手元の画用紙に近い素材を選びましょう。

・ベース素材:工作用紙(Construction Paper)
・圧力:少ない

STEP4|マットを反らしながらパーツを外す

カット後、不要な部分を省く。もうすでに可愛い。

カットが終わったら、紙を上へ引っ張るのではなく、マットを裏返してマット側を少しずつ反らしながら紙から離します。

STEP5|花びらの先を少しカーブさせる

スクレーパー(またはクレジットカード)を使って、巻く前に花びらの先端を軽くカーブします。
強く折り目をつけず、自然に反る程度で十分です。

STEP6|渦巻きの外側から巻く

最初は結構ギュッと巻きました。

渦巻きパーツの外側の端をつまみ、中心へ向かってくるくる巻きます。最初の数周が大きく開くと中心がゆるくなるので、最初は小さめに巻くと形を作りやすいです。

chicchi

沢山つくる場合、裏技的にドリルを利用する方法もあるようです。
私はチャレンジが怖くて手で巻きました。
(ドリルでビャーッて巻きすぎて紙を破りそうだったので)

STEP7|巻き終わったら、少しずつ緩めて形を整える

最後まで巻き終わったら、手の中で少しずつ力を緩めて花を開かせます。
一気に手を離すとほどけやすいので、花の直径を見ながら調整します。

STEP8|丸い土台へ接着する

グルーガンで接着。ちょっとグルーが多すぎました;

形が決まったら、最後に残っている丸い土台パーツへ花を接着します。
巻きが戻りやすい形なので、短時間で固定したい場合はグルーガンが扱いやすいです。

STEP9|花びらを整えたら完成

実際に作った完成品。

接着剤が固まったら、外側の花びらを少しずつ開き、全体のバランスを整えて完成です。

chicchi

グルーが思ったよりも早く乾くので、最初はとてもアタフタしちゃいました。
花の中心を土台の中心と合わせると良いかもしれません。

巻き方と花びらのカーブで、中心から外側へ立体感が出ました。

巻き具合で仕上がりの印象が変わる

きつめに巻くと小さく締まり、緩めるほど外側が開いた花になります。
巻くタイプでいちばん仕上がりに差が出るのが、この調整です。

土台へ接着する前に一度正面から見て、中心の位置と外側の開き方を確認すると整えやすくなります。

実際に作ってみると、巻くタイプは少し難しかった

Cricutの資料では「Beginner」とされていますが、今回実際に作ってみた感想としては、正直ちょっと難しかったです。

chicchi

最後にグルーガンで接着する部分が上手くいかず。何度かやり直しました。

難しさはカットそのものよりも、巻く強さで完成形が変わることにあります。同じデータでも、きつく巻けば小さく締まり、ゆるければ大きく開きます。毎回まったく同じ仕上がりにするには少し慣れが必要です。

ただ、その分、立体感はかなりあります。
「Cricutで紙を切って何が作れる?」という実例としては、カット前と完成後の変化が大きく、Cricutで細かい形を切る面白さも伝わりやすい作品でした。

きれいに仕上げるコツ

最初の数周をゆるくしすぎない

中心が大きく開くと花の芯がまとまりにくくなります。最初だけは小さめに巻き、外側へ進むにつれて自然に開かせると形を作りやすいです。

巻き終わってから一度に離さない

全部巻いたあと、手をぱっと離すと一気にほどけやすくなります。手の中で少しずつ緩め、花の直径を見ながら止めます。

土台を貼る前に正面から形を見る

底を接着すると、そのあと大きく巻き具合を変えるのは難しくなります。接着前に中心の位置と外側の開き方を確認します。

紙が厚すぎると巻きにくくなる

厚いカードストックはしっかりした花になりますが、細かな花びらを何周も巻くデザインでは、紙が硬いほどカーブをつけにくくなります。最初は扱いやすい紙で試す方が作りやすいです。

もっと簡単に作るなら、巻かない「重ねるタイプ」もあり

巻く工程が難しく感じた場合は、花びらを何枚かカットして重ねるタイプの方が簡単です。

実際に作った重ねるタイプ。白と黄色の花びらを少しずらして重ね、淡いグリーンの葉を合わせました。

こちらは、渦巻きを均一に巻く工程がありません。

1.花びらを色ごとにカットする
2.花びら同士を少しずらして重ねる
3.中央の丸いパーツを貼る

という流れなので、形をそろえやすいです。

ただし、完成時の高さや花びらの密度は、巻くタイプの方が出しやすいです。

比べるポイント巻くタイプ重ねるタイプ
立体感高い。中心から外側まで花びらが重なる控えめ。重なりと影で奥行きを出す
組み立て渦巻き状の紙を外側から巻く花びらパーツを重ねて接着
難しさ巻き具合の調整に少しコツが必要比較的作りやすい
Cricutらしさ細かな連続カットの良さが出やすい同じ形を正確に複数切れる
向いている作品花束・リース・フラワーボックス・立体装飾カード・フレーム・壁飾り

最初の1輪を簡単に完成させたいなら重ねるタイプ、作品として立体感を出したいなら巻くタイプという選び方がわかりやすいです。

chicchi

cricutを購入して最初に作ってみたかったのが、今回の2つ。
立体の花(巻くタイプ)は、普段なかなか作ることがないので完成品にテンション上がりました。

ペーパーフラワーは色・サイズを変えるだけでも印象が変わる

同じカットデータでも、紙の色やサイズを変えるだけでかなり雰囲気が変わります。

・白やアイボリーでまとめる
・くすみピンクやベージュで作る
・小さく作って複数をフラワーボックスに入れる
・大きめに作ってリースや壁飾りにする
・葉を追加してブーケ風にする

巻くタイプは1輪だけでも立体感があるため、たくさん作らなくても作品の主役にしやすいのがいいところです。

よくある質問

Cricutで画用紙は切れる?

一般的な画用紙やカードストック(厚紙)はCricutでカットできます。紙の厚さや質に合わせて素材設定とマットを選びます。

花を巻くときはピンセットが必要?

必須ではありませんが、最初の中心を小さく巻きたいときはピンセットがあると作業しやすいです。

接着はボンドとグルーガンのどちらがいい?

どちらでも固定できますが、巻くタイプは接着するまで紙が戻ろうとするため、短時間で固定できるグルーガンは相性がいいです。Cricut公式資料でも乾きの早い接着剤としてホットグルーが使われています。

初めてなら巻くタイプと重ねるタイプ、どちらがいい?

作りやすさだけなら重ねるタイプです。
ただ、完成したときの立体感や「Cricutでこんなものまで作れる」という見栄えは巻くタイプの方が強いので、少し難しくても1度は作ってみる価値があります。

まとめ|Cricutなら、画用紙1枚から立体的な花まで作れる

Cricutでペーパーフラワーを作るなら、今回のような巻くタイプは、カット前と完成後の変化が大きく、作品としてもしっかり見栄えがします。

Design Spaceで渦巻き状の花デザインを用意する

画用紙をマットへ貼ってカットする

マットを反らしながらパーツを外す

花びらの先へ軽くカーブをつける

外側から中心へ向かって巻く

少し緩めて花の大きさを調整する

丸い土台へ接着して固定する

実際に作ると巻き加減の調整は少し難しかったですが、その分、完成した花にはしっかり高さと立体感が出ました。もっと簡単に作りたい場合は、花びらを重ねるタイプから始めるのもありです。

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