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Cricutのカット位置がずれるときの調整方法|キャリブレーションを実機で解説

Cricutの「印刷して切る」で、センサーマークの読み取りは終わるのに、印刷した絵柄とカット位置だけがずれることがあります。

この症状は、センサーマークを読み取れずエラーになるトラブルとは別です。マークは読めているのに輪郭だけがずれる場合は、「印刷して切る(Print Then Cut)」のキャリブレーションを確認します。

chicchi

キャリブレーション(Calibration)とは、発生した「ズレ」を正しい値が出るように調整・補正する作業のことです。

この記事では、Cricut で実際にキャリブレーションを行った流れをもとに、現在のDesign Spaceでの手順を解説します。

この記事でわかること

  • キャリブレーションを行うのはどんな症状か
  • Cricut でキャリブレーションの始め方
  • キャリブレーションシートの印刷方法
  • A4用紙をマットへ置く向き
  • 途中でマットを外してはいけないタイミング
  • キャリブレーション後に確認すること

先に結論|マークは読めるのにカット線がずれるならキャリブレーション

キャリブレーションの対象になるのは、「印刷して切る(Print Then Cut)」でセンサーマークのスキャンは完了するのに、カット線が印刷した絵柄からずれる場合です。

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Cricutのキャリブレーションとは?

「印刷して切る(Print Then Cut)」のキャリブレーションは、印刷した画像の位置と、Cricutが実際に刃を入れる位置を合わせるための調整です。

Cricutのマシンはあらかじめ調整されていますが、「印刷して切る(Print Then Cut)」でカット位置の不正確さに気づいた場合は、再度キャリブレーションできます。

通常の紙やビニールを「基本の切り取り」でカットするときに使う調整ではありません。

キャリブレーション前に用意するもの

キャリブレーションを始める前に、次を用意します。

・Cricut (今回は Explore 5 を使用)
・プレミアムファインポイントカッティングツール (標準ブレード)
・ライトグリップマット(青色マット)
・家庭用プリンター
・A4用紙(白)

キャリブレーションシートは白いコピー用紙を使います。

印刷時は、次を確認します。

  • 黒インクのみで印刷する
  • 最高の印刷品質を選ぶ
  • 1ページに1枚で印刷する
  • 拡大・縮小や「ページに合わせる」を使わない
  • フチなし印刷・中央揃えを使わない
chicchi

私の持っているCricut Explore 5のMac版だと、そもそも印刷時のシステムダイアログ(詳細な印刷設定画面)が出てこなかったです。iphoneだと出てきました。

調整シート(キャリブレーションシート)の印刷画面や用紙の向きは、使用する端末によって異なりました。
今回確認したMac版ではA4縦向き、iPhone版ではA4横向きに配置された状態で印刷されます。詳しくは手順内で説明します。

Cricut でキャリブレーションする方法

ここからは、Explore 5とMac版Design Spaceで実際に確認した流れを順番に説明します。
基本的にWindows版も同様かと思いますが、こちらの流れを参考に確認してみてください。

1.Design Spaceの「設定」からマシンを開く

Design SpaceのTOP画面、右上メニューから「設定」を開きます。

「マシン」を選び、「マイマシン」から接続しているCricutを選択し、「マシンの調整」へ進みます。

「マシン」→使用中のExplore 5→「マシンの調整」から「調整」ボタンを押します。

2.「印刷して切る」を選ぶ

マシンキャリブレーションの画面が開いたら、「印刷して切る(Print Then Cut)」ボタンを押します。

マシンの調整画面

3.調整シート(キャリブレーションシート)を印刷する

プリンターを選択し、「印刷」を押します。

印刷が終わると「続ける」ボタンが表示されるので、押して次へ進みます。

白いコピー用紙へ調整シートを印刷します。

4.印刷したシートをマット左上へ置く

印刷したキャリブレーションシートを、マットの左上へ合わせます。

マットの左上にシートを置き、「続ける」をクリックします。

ここが公式と違った

cricut公式にはA4用紙を使う場合は、A4用紙を横向きに貼り付けるように指定がありました。

ただ、実際印刷されてきたA4用紙は縦に印刷されていました。
(A4用紙の一番下の文字列の向きから判断しています。)
そのため縦に用紙を配置しました。

iphoneでは、横向きに印刷されたのでセンサーマークの▲がCricut本体側を向いていることを確認してセットする方が良さそうです。

左上の▲がCricut本体側を向いていることを確認
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ちなみに、Cricut公式マニュアル通りにA4を横向きでおいてみると、センサーマークを読み取れずエラーになりました。

やっぱり、「A4縦で左上に貼り付け」で問題なさそうです。

5.ブレードとマットをセットして実行ボタンを押す

プレミアムファインポイントカッティングツール (標準ブレード)がセットされていることを確認し、マットをCricutへロードします。

実行ボタンを押すと、マシンがキャリブレーション用のマークを読み取り、大きな黒い正方形の中央から小さい正方形を切り取ります。

ブレードとマットを確認したら、実行ボタンでマシン調整を開始します。

6.マットから小さい正方形だけを外す

小さい正方形が切れたあとも、ここではマットをアンロードしません。

マットを本体へセットしたまま、黒い正方形の中央から切り取られた小さい正方形だけを外して「続行」へ進みます。

アンロードはせずマットはそのまま。中央の小さい正方形だけを外します。

正方形がきれいにカットできているかも確認

中央の正方形がきれいにカットできない場合は、そのまま進めずブレードやマットの状態を確認します。

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正方形がうまくカットできないまま進めると、エラーになり再調整を求められました(泣)今回はブレード交換で改善しました。

7.2回目のスキャンとカットを行う

Cricutが、中央の正方形を外した状態をもう一度スキャンします。

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実行ボタンを押してないのに自動でcricutが動くのでビックリしました!!

続けて印刷された正方形の周囲をカットし、Design Spaceに「アンロード」が表示されたらマットを取り出します。

アンロードボタンで自動でアンロードされます。

8.「調整完了」が表示されたら終了

最後に「調整完了」と表示されれば完了です。

新しい調整値がマシンへ保存されるので、元の「印刷して切る(Print Then Cut)」プロジェクトへ戻り、カット位置を確認します。

キャリブレーションが完了すると、新しい設定がマシンへ保存されます。

Cricutでキャリブレーションするときの注意点

Explore 5では、古い機種や以前の解説と画面が違うことがあります。特に次の3点は混同しやすいところです。

A4用紙はセンサーマークの▲をCricut本体側へ向ける

キャリブレーションシートはA4用紙へ縦向きで印刷します。

マットへ貼るときは、用紙の縦横ではなく、センサーマークの▲がCricut本体側を向くように左上へセットします。

実際に▲が本体側を向く状態で読み取りでき、向きを変えるとセンサーエラーになりました。

最初のカット後はマットをアンロードしない

中央の小さい正方形が切れた段階では、マットを本体から外しません。

位置関係を保ったまま次のスキャンへ進むため、画面に従って中央の正方形だけを外します。

キャリブレーション後もカット位置がずれるとき

キャリブレーションが完了したら、元の「印刷して切る(Print Then Cut)」データを新しく印刷してカット位置を確認します。

それでも位置が大きくずれる場合は、キャリブレーションシートの印刷倍率や印刷品質を確認してから、もう一度キャリブレーションを行います。

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大きな位置ずれでは、複数回の調整が必要になる場合があるようです。

キャリブレーションを繰り返しても改善しない場合は、Cricut公式のトラブルシューティングを確認し、それでも解決しなければMember Careへの問い合わせを検討しましょう。

一方で、キャリブレーション中にセンサーマークを読めず止まる、「カットセンサーマークを読み取れません」と表示される場合は調整シート(キャリブレーションシート)の向きが正しいか確認してください。

それでもエラーになる場合は、こちらの記事を確認してください。

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よくある質問

キャリブレーションで迷いやすい点をまとめます。

Cricutを買ったら最初にキャリブレーションする必要がありますか?

必ずしも必要ではありません。

CricutはPrint Then Cut用にあらかじめ調整されています。印刷した絵柄とカット位置のずれに気づいたときや、Design Spaceから案内されたときに行います。

キャリブレーションにシール用紙を使いますか?

使いません。

テクスチャのない白いコピー用紙へ調整シート(キャリブレーションシート)を印刷します。

センサーマークを読み取れない場合も同じ手順ですか?

まずは、<こちらの内容>を参考に調整シート(キャリブレーションシート)の向きを確認してください。

それでも読み取り自体で止まる場合は、こちらも記事も確認してみてください。

参考Cricutがセンサーマークを読み取れない原因と対処法

Cricutの「印刷して切る」でマットを読み込ませたのに、センサーマークを探す動きを繰り返してエラーになることがあります。 「カットセンサーマークを読み取れません」 このエラーが発生した場合、照明・印 ...

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キャリブレーションが終わったら何を確認しますか?

元の「印刷して切る(Print Then Cut)」プロジェクトをもう一度カットし、印刷した絵柄とカット線が合っているかを確認します。

まとめ|カット位置がずれるときはキャリブレーションを確認

Cricutの「印刷して切る(Print Then Cut)」で、センサーマークの読み取りは成功するのにカット位置だけがずれる場合は、「印刷して切る(Print Then Cut)」のキャリブレーションを確認します。

Explore 5では、

  1. Design Spaceの「設定」→「マシン」→「キャリブレーション」
  2. 「印刷して切る」を選ぶ
  3. 白いコピー用紙へシートを印刷
  4. 用紙をセンサーマーク左上の▲がCricut本体側を向くように左上へ置く
  5. 実行でスキャン・カット
  6. マットを取り出さず中央の小さい正方形だけを外す
  7. 再スキャン・確認カット
  8. 「調整完了」で終了

という流れです。

センサーマークを読めずに止まる場合は用紙の向きが違うか、原因が別です。<こちら>を確認してください。

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